【舞台】
現代日本、花冠市。
大型商業施設が多く並ぶ、若者が多く集まる都市。
交通の便もよく花冠駅は大規模な駅ビルであり、コンビニだけでなくレストランや百貨店などテナントが豊富。
名門として有名な花冠高等学校がある。
怪物狩り専属組織【カンパネラ】本拠地を構える。
【怪異】
異世界からやってきた者たち。
かつての“物語”に終わりを迎えたものの、突如として花冠市に転送されてしまう。
転送されるタイミングや経緯はそれぞれ異なる。また転送される登場人物も様々で、物語で退治されたはずの悪役も含まれている。
転送の副作用か、人格や容姿に歪みが生じることが多く、その為本来の登場人物とは異なる性質を兼ね備える事もある。
人間に攻撃的な怪異もいれば協力的・擁護する側に立つ怪異も少なくない。
そんな彼らと人間が共に結成したのが【カンパネラ】である。
【カンパネラ】
人間に害する怪異を狩る組織。
不慣れな現代日本に窮している怪異の保護も活動に含まれる。
喫茶店「レンガの家」が本拠地であり、隣接する「花冠マンション」は怪異たちの仮住まいとしている。
「レンガの家」は歴史や地理といった本を纏めた本棚が並ぶ書店喫茶店である。
従業員やオーナー、マンションの管理人もカンパネラの所属員。
【人間-協力者-】
カンパネラに属し、或いは怪異に協力する人間たち。
転送された怪異は概して現代社会の知識を持ち合わせておらず、そんな彼らを支える役目を担う。
怪異と違い特別な能力はないものの、中には怪異から武器を借用するものも存在する。
また稀に、生き物ではなく無機物が転送されるケースも存在し、それを使って怪異と戦う者もいるとかいないとか。